表面的な変化だけでなく、「土壌環境の悪化」が主要な課題となります。
刈りカスや枯れ根が未分解のまま堆積したサッチ層が水分を過剰に保持し、土壌への酸素と適切な水分の供給を阻害します。
踏圧による土壌の固結が進むと、根が深層へ到達しにくくなります。水分が滞留する表層付近にのみ根を張ることで、環境変化によるストレスの影響を受けやすくなります。
独自の「酵素+有用微生物群」が、物理性・生物性の両面から土壌環境づくりをサポートします。
リグニン等を含む難分解性のサッチに対し、まず配合された特殊酵素が初期分解を助けます。その後、有用微生物群の働きにより、有機物分解が段階的に進行し、芝生利用に適した土壌環境づくりをサポートします。
微生物が活動する過程で分泌する多糖類や粘質物が土壌粒子の結合を助け、団粒化をサポートし、通気性・保水性・排水性バランスの改善に寄与します。気相・液相・固相のバランスが整うことで、芝の根が地中深くへ伸びやすい環境形成をサポートします。
結論:対症療法に頼るのではなく、「土壌微生物相の最適化」を通じて、芝生が本来持つ育成力をサポートします。
計画的な散布と適切な散水管理が運用の鍵となります。
芝生散布通常は水で100〜500倍に希釈します。
サッチ処理集めた「サッチ置き場」の処理には10〜50倍を使用します。
スプレーカー等の機械散布機を使用して、フェアウェイやグリーン全体にムラなく希釈液を散布します。
散布後、適切な量の水やりを行ってください。葉の表面の菌を土壌へと移動させ、サッチ層と土壌内部への浸透を促します。
月1回程度の散布を継続することで、土壌の微生物相の安定化が促進され、良好なターフの維持に寄与します。
直射日光が強い時間帯を避け、早朝または夕方の散布を推奨します。特に春先の生育開始期や、環境ストレスが増大する前(梅雨時期など)からの定期散布が、夏期の土壌環境安定化に大きく寄与します。