戻る
事例紹介(Case3)に戻る
OMJ 有機JAS
Quality Certified 有機JAS適合資材

科学的アプローチで悪臭を抑制 良質な発酵堆肥へと導く

有用微生物群と酵素の力で、家畜ふん尿の堆肥化プロセスを最適化
MK菌 N-100
1

悪臭発生のメカニズム(嫌気性発酵と腐敗)

酸素欠乏が、嫌気性微生物による「腐敗」を引き起こします。

酸素不足による嫌気状態の進行

通気性の悪化・過剰な水分

ふん尿が密に堆積し水分過多になると、内部への酸素供給が遮断され、嫌気状態(無酸素状態)が形成されます。

タンパク質の異常分解と悪臭ガス

嫌気性腐敗菌の優占化

嫌気性微生物が優占すると、未消化のタンパク質が腐敗分解され、アンモニア、硫化水素などの悪臭物質が生成・揮発します。

未熟堆肥化による二次障害

  • 発酵熱が上がらず、病原菌が残存
  • ハエなどの衛生害虫の発生源に
  • 土壌還元による作物の生育障害リスク
2

MK菌 N-100による臭気対策と発酵促進メカニズム

微生物相の安定化を促進し、好気的発酵を速やかに立ち上げます。

好気性微生物の活動と酵素分解

配合された腐熟促進酵素が難分解性有機物の初期分解を助け、糖蜜をエネルギー源として有用微生物の活動を活性化し、好気性発酵環境の形成をサポートします。

悪臭原因物質の揮発抑制と資化サポート

アンモニアガス等の捕捉・分解

有用微生物の働きにより、アンモニア等の悪臭発生を抑制し、臭気低減に寄与します。発生したガスの一部は菌体成分として吸収・代謝されます。

C/N比の最適化と発酵の安定化

  • 適切な発酵温度管理(60℃〜70℃)による病原菌・雑草種子リスクの低減
  • 適正なC/N比による安定した土壌改良効果
  • 良質な有機物供給による土壌団粒化のサポート

結論:有用微生物群の働きにより、腐敗リスクを抑えながら安定した発酵環境づくりをサポートします。

3

効果を安定させるための運用手順

1か月に1回の散布で、安定した微生物相を維持します。

1

初回:50倍希釈液の散布

1m³あたり
2L散布

生の家畜ふんに対し、初期の菌相形成を促すため初回は50倍の高濃度で希釈したものを表面に均等に散布します。

2

2〜4回目:定期散布

その後は
100倍希釈

微生物の活動を継続させるため、その後は100倍希釈液を1か月、2か月、3か月後の計3回追加散布します。

3

好気的環境の維持

1月
2月
4月

計4回の散布プロセスを通じて、内部の有機分解が段階的に進み、腐熟度が向上していきます。

4

良質な完熟堆肥の生産サポート

悪臭成分の揮発が低減され、物理性・化学性・生物性の改善に寄与する高品質な完熟堆肥の生産をサポートします。

大前提:堆肥化の基本は「水分と酸素」

良質な発酵を行うための絶対条件は、適切な水分量(約60%前後)と、好気性微生物が呼吸するための十分な酸素(通気性)です。このバランスが崩れることが、あらゆる堆肥トラブル(悪臭・腐敗)の引き金となります。

運用上の重要基準:希釈水量と散布量

対象物1トン(1,000kg)に対し、N-100原液1Lを基準とします。
初回は原液1Lを水49Lで希釈(50倍希釈・計50L)し、全体にムラなく散布して初期水分量を調整しつつ菌を定着させます。

※効果には原料条件、水分量、温度、通気性、切り返し頻度などの堆肥化条件により差があります。